1月~2月の期間で試作機の設計、および治工具の設計を行います。
部品製作技術の習得を目的とした試作機なので、カメラとしての基本機能を搭載しているほかは、何の変哲もない仕様になる予定です。
ですが、部品の製作が難しいと予想される以下2点は慎重に仕様決めを行いました。
- シャッター
- ファインダー
まずシャッターですが、
「横走行金属幕フォーカルプレンシャッター」を選定しました。(詳細はまた今度記載します)
シャッターの製作にあたり、シャッター幕、スプリング、歯車、カム等の製作が必要で、
このシャッターの製作を通して、カメラに内蔵されるメカ系部品の製作技術は網羅できる想定です。
次にファインダーですが、
「2重像合致式連動距離計+逆ガリレオ式ファインダー」を選定しました。(詳細はまた今度記載します)
このファインダー光学系の製作を通し、光学部品、半透過鏡、等の製作技術習得を目指します。
ほか、シャッター、ファインダー以外の部品も全て設計しますが、いずれもネットに情報が転がっているような内容ではないので、文献を読みあさりながら頑張って2か月での設計完了を目指します。